19世紀末から1914年に第一次世界大戦が始まるまでのフランスは、
ベル・エポック期と呼ばれ、パリが最も華やかに繁栄した時代でした。
文化や芸術が花開くなか、その象徴として輝いたのが、
国際的スターとして一世を風靡した舞台女優のサラ・ベルナールでした。
そして1923年にこの世を去ったサラと入れ替わるように生を受けたのが、
20世紀最大のオペラ歌手といわれるマリア・カラスです。
交差することのない二人の縁は、
ともに「黄金の声」と称えられることで後世に語り継がれていきます。
演劇とオペラと舞台は違えど、共通した役を数多く演じた時代のミューズと歌姫。
2023-2024年秋冬リッチモアは、没後100年のサラ・ベルナールと
生誕100年のマリア・カラスが共に演じた役柄をイメージソースとしてデザイン展開します。